商業簿記 得意なの→本支店会計 不得意なの→それ以外の全て
どうにもならんぜ
大体一年の予定で勉強してたのに良く考えたら今は8ヶ月目
あと4か月足りんじゃないか!!
以下、オリやおい「いぬひざ」の7
ちなみに10でくっつき編は終わりです
どうにもならんぜ
大体一年の予定で勉強してたのに良く考えたら今は8ヶ月目
あと4か月足りんじゃないか!!
以下、オリやおい「いぬひざ」の7
ちなみに10でくっつき編は終わりです
御薗宇和沙はその頃、極一般的な夫婦の間に生まれた、平凡な少年でしかなかった。
富裕層というわけでなし、かといって金に困る事もない。父はサラリーマンで、母は主婦。和沙自身は少々算数が得意なだけで、秀才というわけでなく、また勉強家というわけでもなかった。友人と遊び、適度に読書をし、また週末には親子で出かける事も有った。
母はそれなりに美しく、いつも笑顔の優しい人で、庭をプランターでいっぱいにするような女性だった。父は熱心に会社へ行き、週末には遊びに連れて行ってくれたりした。母の料理はいつも美味しく華やかで、父の投げたボールはいつでも和沙のミットに収まった。和沙は彼らを誇りにさえ思っていた。
何の変哲も無い家族、暮らし、毎日が終わりを告げたのは、和沙にとってはあまりに急な事だった。
ある日自宅に帰ると、母が泣いている。和沙は心配になって近寄ったが、母は「来ないで」と和沙を遠ざけた。
事情を聴くと、母のせいで離婚になったという。後になって知った事だが、母は不倫をしていた。しかしその時は、和沙は何も知らず、何も理解出来ず、ただうろたえていた。
母さんは悪くないよ、一体何が有ったの、どうしてこんな事になったの。
まだ一三歳の和沙には、その不穏な空気も、大人のどす黒い感情も、全く読めなかった。今まで平凡な暮らしと、柔らかな幸福の中に住んでいた和沙には、そういう恐ろしい物が判らなかったのだ。
和君、お母さんが全部悪いのよ。
母はただそう疲れたように繰り返した。和沙は納得出来ず、母に問い続ける。
「どうして? どうして母さんが悪いの。なんで出て行っちゃうの。ねぇ、ねぇ……!」
そして母は、静かに、心を開いた。
「うるさいんだよ、クソガキ……!」
母にそう詰られて、和沙は声を失う。美しかった母が、柔らかかった母が、憎悪に歪んだ顔でこちらを見ている。和沙は後ずさった。母は和沙ににじり寄る。
「そうよ私は何も悪くないわ、全部あんたのせいなのよ。母さんはね、お母さんで居る事に疲れたの。毎日毎日あんたのお守り、近所には媚を売って、毎日毎日家事家事家事家事! ババアには嫌味を言われて! あんたは馬鹿だから何も判っちゃいないし、アイツは私の話を聞きもしない! あぁもう何もかもうんざりしたのよ! だからあの人に縋った、それの何が悪いって言うの! ねぇ、ねぇ、あんただって、私に何もしてくれなかったじゃないの、なのにあんたは私を引き止めるの、私をまだ苦しめるってのね!」
母の手が伸びた。和沙は咄嗟に逃げようとした。母が「逃げるんじゃないよ!」と叫び、和沙を引き掴み、床に倒す。母の顔は醜く歪んで、まるで鬼のようだった。母の手が、和沙の首にかかる。
「あんたさえ生まれなければ! あんたなんて、生まれて来なければ良かったのよ! そしたら私はずっと幸せだった! あんた、あんたのせいよ、全部、全部、全部……!」
ぐいぐいと首を絞められ、和沙は朦朧とする。「止めないか!」という父の叫び声と、母と父が揉み合う音、そんな色々な恐ろしい物を認識しながら、和沙は意識を手放した。
和沙はそれから、静かに心を閉ざした。
母はよく笑った。よく微笑んで、明るく、いつでも綺麗で、良い事ばかり言った。それが上辺だけのものだったと、和沙は理解した。人は平気で嘘を吐く。私は幸せ、私は貴方が好き、貴方の為に尽くしますと、笑顔で嘘を吐く。その腹の中がどれほどどす黒いか、和沙は気付いてしまった。
上辺の取り繕いなのか、本音なのか。容易に見分けはつかない。だから和沙は諦めた。騙されないために、自分を守るしかなかった。彼は一人になり、心を閉ざす。そうして一人で居れば、勘繰ったり勘繰られたりをしなくてもいい。言いたい事を言えない世界なら、そうするしかないのだ。
だから和沙は、三方一所勇慈の事が、嫌いだった。
よく笑う。よく微笑んで明るく、いつでも良い事ばかり言った。気に入らなかった。上辺だけを取り繕って裏切った、母にそっくりで。だから勇慈の事が嫌いだった。
やたらに構ってくるようになった時も、和沙は心底嫌だったのだ。また騙されたくもないし、振り回されたくもない。最初こそ疎んでいた和沙も、次第に勇慈の事を憎み始めた。
その安っぽい笑顔の裏に、何を隠しているのか、化けの皮を剥いでやりたい。どんなに汚い奴なのか、突き付けてやりたい。そらみた事か、お前はただの醜い人間だ、と知らしめ、徹底的に打ちのめしてやりたい。
その暗い感情が一体何であるのか気付くのに、和沙はしばらくの時間を要した。具体的には、勇慈を犯すまでだ。
出来る限りの屈辱を与えて打ちのめせば、正体を現すと和沙は思っていた。どうせ大人は上っ面ばかりで、和沙の事など一つも考えていないと信じていた。だから酷い目に合わせれば、損得を考えて、もう構ってこないと思った。所詮は取り繕った偽善者なのだと、そしてそれを思い知らせる事は当然だと思っていた。
だのに、勇慈はそれでも自分に近寄って来る。和沙は困惑した。何故、自分に絡んでくるのか。何故、あんな目に合っても、側に居るのか。
そして、何故自分はあんなにも、勇慈の事を憎んだのか。
何もかも、何もかも。
「和沙、これはお前が作ったのか?」
「……まぁ」
リビングで、カレーを食べながら、和沙は素っ気なく頷いた。嘘を吐く自分がとてつもなく不愉快だったが、それ以上に「先生が作った」と言うのは嫌だった。何かを認めてしまいそうで、気付いてしまいそうで、言えなかった。
「そうか。お前も生活力がついてきたんだな。まぁ、良い事かは判らないけど……」
父は悲しげに笑って、カレーを口に運ぶ。うん、旨いと繰り返しながら、父はいつまでも頷いていた。
和沙の父親はずっとサラリーマンで、平日は夜遅くまで働いていたし、出張もまま有った。毎日疲れ果てて帰り、週末は和沙と遊んだりしていたために、彼の妻は彼を見限ったのだ。勤勉である事の何がいけないのか、と和沙はそれも気に入らない。実直に、ひたむきに生きる人間の、何が悪いのか。彼らに報いる何かがなくてはいけないのではないか。答えは無い。
「……親父さ」
「うん?」
「何か聞かないの」
「何を?」
「だって担任の教師が、家に押しかけてるんだぜ。何かやったんじゃないかとか、思わないのかよ」
「思わないよ」
即答されて、和沙は呆れた。こういう素直な所は、件の教師と似ている。
「和沙は俺の自慢の息子だ。だから誰が何と言おうと、俺は和沙を信じる。もちろん、証拠が有るなら説教はするけど、疑ったりしたくない」
「……それで一度、裏切られたじゃないか」
そう言ってやると、父は苦笑して、「そうだな」と頷く。
「しかしな、裏切られると判っていても、人は信じないと生きていけない。一人じゃあ生きていけないからな。それに殆どの人は裏切ったんじゃない、お互いの理解が足りなかったんだ。だから和沙が何か言いたい事が有るなら、今すぐに言うといいし、父さんも和沙に言いたい事が有るなら言うつもりだ。そうしてお互いの意見を、常にすり合わせていないと、いつか気付いた時には大きな溝になっているからな。だから、和沙には悪いけど、母さんは私達を裏切ったんじゃない。彼女は、彼女なりの正しさで生きていたんだ。結果がどうあれな」
「……」
判らない、と和沙は思う。疲れたから、話を聞いてもらえないから、違う男と寝てもいいのか。それが正しいのか。そんな事は間違っても認められないのに、それが真実なのだ。そしてそれを裏切りと感じないで、お互いの意見の食い違いだと諦めるには、まだ和沙は若かった。
「……和沙が、信じるのが怖くなっている事は判る。でもなあ、和沙。人を信じないと、人は生きていけない。とてつもなく怖い事だけどな。でも、君だって物を買う時には、じっくりと商品を見るだろう。見ないで買って、後で「あぁこれはダメだった」と思ったとしても、それは自業自得だ。だからゆっくり時間をかけて、信じればいい。そしてそれが間違いだったなら、見方を変えていく。それが生きていくっていう事なんであって、何でもかんでも否定して、ひきこもっていればいいというわけではないんだよ」
「なんだよ、結局説教してるじゃないか」
「はは、そうだな」
父は笑って、それから和沙の眼を見て言う。
「でもこれだけは信じてほしい。和沙の事を父さんは愛している。どんな事が有ってもな。それだけは、疑わなくてもいい」
「……」
「……良い人じゃないか、あの名字の難しい先生」
「……三方一所」
「そう、三方一所先生。こんな時間に、和沙を思って来てくれているんだ。大人っていうのは、君が思っているより遥かに忙しいんだよ。それなのに、君のために来てくれているんだ。優しい人なんだよ。世の中には、生徒と一緒にいじめられっ子を無視するような先生も居るんだから」
「……」
それは、重々承知している。和沙はそう思ってしまった事に愕然とした。
俺はもうとっくに、あいつの事を、ある意味で信じているのだ。
+++
くっつき編が終わったから、今は従兄弟編とか宇都宮編とか考えてるんですが
とにもかくにも苗字と名前が決まらない
難読しばりは宇都宮で解除された気もするけど
富裕層というわけでなし、かといって金に困る事もない。父はサラリーマンで、母は主婦。和沙自身は少々算数が得意なだけで、秀才というわけでなく、また勉強家というわけでもなかった。友人と遊び、適度に読書をし、また週末には親子で出かける事も有った。
母はそれなりに美しく、いつも笑顔の優しい人で、庭をプランターでいっぱいにするような女性だった。父は熱心に会社へ行き、週末には遊びに連れて行ってくれたりした。母の料理はいつも美味しく華やかで、父の投げたボールはいつでも和沙のミットに収まった。和沙は彼らを誇りにさえ思っていた。
何の変哲も無い家族、暮らし、毎日が終わりを告げたのは、和沙にとってはあまりに急な事だった。
ある日自宅に帰ると、母が泣いている。和沙は心配になって近寄ったが、母は「来ないで」と和沙を遠ざけた。
事情を聴くと、母のせいで離婚になったという。後になって知った事だが、母は不倫をしていた。しかしその時は、和沙は何も知らず、何も理解出来ず、ただうろたえていた。
母さんは悪くないよ、一体何が有ったの、どうしてこんな事になったの。
まだ一三歳の和沙には、その不穏な空気も、大人のどす黒い感情も、全く読めなかった。今まで平凡な暮らしと、柔らかな幸福の中に住んでいた和沙には、そういう恐ろしい物が判らなかったのだ。
和君、お母さんが全部悪いのよ。
母はただそう疲れたように繰り返した。和沙は納得出来ず、母に問い続ける。
「どうして? どうして母さんが悪いの。なんで出て行っちゃうの。ねぇ、ねぇ……!」
そして母は、静かに、心を開いた。
「うるさいんだよ、クソガキ……!」
母にそう詰られて、和沙は声を失う。美しかった母が、柔らかかった母が、憎悪に歪んだ顔でこちらを見ている。和沙は後ずさった。母は和沙ににじり寄る。
「そうよ私は何も悪くないわ、全部あんたのせいなのよ。母さんはね、お母さんで居る事に疲れたの。毎日毎日あんたのお守り、近所には媚を売って、毎日毎日家事家事家事家事! ババアには嫌味を言われて! あんたは馬鹿だから何も判っちゃいないし、アイツは私の話を聞きもしない! あぁもう何もかもうんざりしたのよ! だからあの人に縋った、それの何が悪いって言うの! ねぇ、ねぇ、あんただって、私に何もしてくれなかったじゃないの、なのにあんたは私を引き止めるの、私をまだ苦しめるってのね!」
母の手が伸びた。和沙は咄嗟に逃げようとした。母が「逃げるんじゃないよ!」と叫び、和沙を引き掴み、床に倒す。母の顔は醜く歪んで、まるで鬼のようだった。母の手が、和沙の首にかかる。
「あんたさえ生まれなければ! あんたなんて、生まれて来なければ良かったのよ! そしたら私はずっと幸せだった! あんた、あんたのせいよ、全部、全部、全部……!」
ぐいぐいと首を絞められ、和沙は朦朧とする。「止めないか!」という父の叫び声と、母と父が揉み合う音、そんな色々な恐ろしい物を認識しながら、和沙は意識を手放した。
和沙はそれから、静かに心を閉ざした。
母はよく笑った。よく微笑んで、明るく、いつでも綺麗で、良い事ばかり言った。それが上辺だけのものだったと、和沙は理解した。人は平気で嘘を吐く。私は幸せ、私は貴方が好き、貴方の為に尽くしますと、笑顔で嘘を吐く。その腹の中がどれほどどす黒いか、和沙は気付いてしまった。
上辺の取り繕いなのか、本音なのか。容易に見分けはつかない。だから和沙は諦めた。騙されないために、自分を守るしかなかった。彼は一人になり、心を閉ざす。そうして一人で居れば、勘繰ったり勘繰られたりをしなくてもいい。言いたい事を言えない世界なら、そうするしかないのだ。
だから和沙は、三方一所勇慈の事が、嫌いだった。
よく笑う。よく微笑んで明るく、いつでも良い事ばかり言った。気に入らなかった。上辺だけを取り繕って裏切った、母にそっくりで。だから勇慈の事が嫌いだった。
やたらに構ってくるようになった時も、和沙は心底嫌だったのだ。また騙されたくもないし、振り回されたくもない。最初こそ疎んでいた和沙も、次第に勇慈の事を憎み始めた。
その安っぽい笑顔の裏に、何を隠しているのか、化けの皮を剥いでやりたい。どんなに汚い奴なのか、突き付けてやりたい。そらみた事か、お前はただの醜い人間だ、と知らしめ、徹底的に打ちのめしてやりたい。
その暗い感情が一体何であるのか気付くのに、和沙はしばらくの時間を要した。具体的には、勇慈を犯すまでだ。
出来る限りの屈辱を与えて打ちのめせば、正体を現すと和沙は思っていた。どうせ大人は上っ面ばかりで、和沙の事など一つも考えていないと信じていた。だから酷い目に合わせれば、損得を考えて、もう構ってこないと思った。所詮は取り繕った偽善者なのだと、そしてそれを思い知らせる事は当然だと思っていた。
だのに、勇慈はそれでも自分に近寄って来る。和沙は困惑した。何故、自分に絡んでくるのか。何故、あんな目に合っても、側に居るのか。
そして、何故自分はあんなにも、勇慈の事を憎んだのか。
何もかも、何もかも。
「和沙、これはお前が作ったのか?」
「……まぁ」
リビングで、カレーを食べながら、和沙は素っ気なく頷いた。嘘を吐く自分がとてつもなく不愉快だったが、それ以上に「先生が作った」と言うのは嫌だった。何かを認めてしまいそうで、気付いてしまいそうで、言えなかった。
「そうか。お前も生活力がついてきたんだな。まぁ、良い事かは判らないけど……」
父は悲しげに笑って、カレーを口に運ぶ。うん、旨いと繰り返しながら、父はいつまでも頷いていた。
和沙の父親はずっとサラリーマンで、平日は夜遅くまで働いていたし、出張もまま有った。毎日疲れ果てて帰り、週末は和沙と遊んだりしていたために、彼の妻は彼を見限ったのだ。勤勉である事の何がいけないのか、と和沙はそれも気に入らない。実直に、ひたむきに生きる人間の、何が悪いのか。彼らに報いる何かがなくてはいけないのではないか。答えは無い。
「……親父さ」
「うん?」
「何か聞かないの」
「何を?」
「だって担任の教師が、家に押しかけてるんだぜ。何かやったんじゃないかとか、思わないのかよ」
「思わないよ」
即答されて、和沙は呆れた。こういう素直な所は、件の教師と似ている。
「和沙は俺の自慢の息子だ。だから誰が何と言おうと、俺は和沙を信じる。もちろん、証拠が有るなら説教はするけど、疑ったりしたくない」
「……それで一度、裏切られたじゃないか」
そう言ってやると、父は苦笑して、「そうだな」と頷く。
「しかしな、裏切られると判っていても、人は信じないと生きていけない。一人じゃあ生きていけないからな。それに殆どの人は裏切ったんじゃない、お互いの理解が足りなかったんだ。だから和沙が何か言いたい事が有るなら、今すぐに言うといいし、父さんも和沙に言いたい事が有るなら言うつもりだ。そうしてお互いの意見を、常にすり合わせていないと、いつか気付いた時には大きな溝になっているからな。だから、和沙には悪いけど、母さんは私達を裏切ったんじゃない。彼女は、彼女なりの正しさで生きていたんだ。結果がどうあれな」
「……」
判らない、と和沙は思う。疲れたから、話を聞いてもらえないから、違う男と寝てもいいのか。それが正しいのか。そんな事は間違っても認められないのに、それが真実なのだ。そしてそれを裏切りと感じないで、お互いの意見の食い違いだと諦めるには、まだ和沙は若かった。
「……和沙が、信じるのが怖くなっている事は判る。でもなあ、和沙。人を信じないと、人は生きていけない。とてつもなく怖い事だけどな。でも、君だって物を買う時には、じっくりと商品を見るだろう。見ないで買って、後で「あぁこれはダメだった」と思ったとしても、それは自業自得だ。だからゆっくり時間をかけて、信じればいい。そしてそれが間違いだったなら、見方を変えていく。それが生きていくっていう事なんであって、何でもかんでも否定して、ひきこもっていればいいというわけではないんだよ」
「なんだよ、結局説教してるじゃないか」
「はは、そうだな」
父は笑って、それから和沙の眼を見て言う。
「でもこれだけは信じてほしい。和沙の事を父さんは愛している。どんな事が有ってもな。それだけは、疑わなくてもいい」
「……」
「……良い人じゃないか、あの名字の難しい先生」
「……三方一所」
「そう、三方一所先生。こんな時間に、和沙を思って来てくれているんだ。大人っていうのは、君が思っているより遥かに忙しいんだよ。それなのに、君のために来てくれているんだ。優しい人なんだよ。世の中には、生徒と一緒にいじめられっ子を無視するような先生も居るんだから」
「……」
それは、重々承知している。和沙はそう思ってしまった事に愕然とした。
俺はもうとっくに、あいつの事を、ある意味で信じているのだ。
+++
くっつき編が終わったから、今は従兄弟編とか宇都宮編とか考えてるんですが
とにもかくにも苗字と名前が決まらない
難読しばりは宇都宮で解除された気もするけど
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