一通り色々考えたらやっとおさまってきましたノエル熱……
あんなのんびりしたひきこもりの穏やかそうな人が
密漁者とかに怒り心頭で
空回りして逆に狩られちゃえばいいのにとか思う
返り討ちされた仲でディアっちゃんとかと仲良くなればいい
そしてあのオッサンありえねぇ声出してるエンディングになればいい
24のニートがふにゃぁはねぇだろふにゃぁは
しかしノエルの愛されっぷり(ネタっぷり?)はすごい
以下、オリやおいいぬひざの4 本番有ります
あんなのんびりしたひきこもりの穏やかそうな人が
密漁者とかに怒り心頭で
空回りして逆に狩られちゃえばいいのにとか思う
返り討ちされた仲でディアっちゃんとかと仲良くなればいい
そしてあのオッサンありえねぇ声出してるエンディングになればいい
24のニートがふにゃぁはねぇだろふにゃぁは
しかしノエルの愛されっぷり(ネタっぷり?)はすごい
以下、オリやおいいぬひざの4 本番有ります
実のところ、自分でも何故こんなに和沙の事を気にしてしまうのか、勇慈には判っていなかった。屈辱的な行為も、脅されるのも嫌だし、怖い、それでも和沙の事を放っておけない。何故そう思うのか判らなかったし、かと言って答えが出るまで待っているような人間でも無い。だから勇慈は、勇気を振り絞って、和沙に関わる。
そしてその結果、勇慈は週末にまた、和沙の家へと赴く事になった。今度は呼び出されたような形だ。もちろん、行かなくてもいい。その代わり、関わる事を止めなくてはいけない。だから勇慈は行かなければならなかった。その先で何が有るかぐらい、判っているというのに、それでも。
和沙はまた客間に勇慈を通す。今回は座布団もお茶も用意はされていなかった。前回縛り付けられていた柱を見て、勇慈は眼を反らす。和沙のほうは相変わらずの冷たい視線で、こちらを見ていた。
「さて、と。俺と話がしたいなら、言う事は聞くよな、先生」
「……」
勇慈は特に答えない。和沙はそれに少し機嫌を損ねたようだ。不愉快そうに眉をしかめて、それから低い声で、
「脱げよ」
とそれだけ言った。思わず勇慈が顔を上げると、「全部」と促す。勇慈は拒否しようと口を開きかけ、ややして俯いた。自分に選択権は無いのだ。
おずおずと自らのシャツに手をかける。衣擦れの音だけが部屋を満たし、勇慈はいたたまれない気持ちになった。手早くボタンを外し、まずは上半身を晒す。子供の頃からスポーツをたしなんでいたから、その身体には程良く筋肉がついている。水泳の顧問をしているせいで、少々焼けていた。
ベルトに手をかけて、勇慈は和沙の顔を見る。和沙はつまらなそうに首を動かし、続きを促した。勇慈も観念して、ベルトを外す。恥ずかしくて、もう顔を上げられそうになかった。ジジジ、と音がしてジッパーが下がりきり、思いきってさっさとズボンを下ろす。残るは下着だけになった。
「全部だ。下着も」
「……っ」
そうだろうとは思っていたが、勇慈は流石に戸惑った。「早く」と不愉快そうに言われて、勇慈はぎゅっと眼を閉じて下着に手をかけ、脱いだ。肌寒い。和沙が僅かに笑うのが聞こえて、羞恥心のあまり勇慈は身ぶるいした。
「みっともない格好。生徒の前で裸になって、恥ずかしくないの」
「……は、恥ずかしいに、決まってるだろ……」
和沙が冷たい声で言うのに、かろうじて言い返す。和沙は「へぇ」とつまらなそうに言うと、勇慈に歩み寄る。
「じゃあなんで、こんな事してまで俺に付きまとうんだよ。今すぐ服着て、ここから出ればいいだけだろ」
「それじゃあ、和沙君の信頼を得られない」
「……」
和沙はまた不愉快そうに顔を歪めた。勇慈は意を決して、和沙の顔を見る。和沙は勇慈を睨みつけていた。
「まだ判らないのか? 俺は先生の事は嫌いだ。何をしてくれても、あんたを信用したりなんて、する訳が無い」
「俺は、可能性は、有ると思うよ」
「へぇ?」
「だってこうして、俺と話してくれてる。俺にこんな事をしても、それでも話してくれるし、殺したりもしないし、脅しに屈さないと知っていて、家に招いてる。きっと和沙君だって、俺に何かを期待しているハズなんだ……」
それはただの願望に過ぎなかった。ただ自分から離れさせるために、こんな事をするなんてそれ自体尋常ではない、と勇慈は感じている。そうまでして守りたい何かが、人から逃げたい何かが有るのだ、と。だからそれが何か知りたい、そして出来る事なら、彼の手助けをしてあげたい、と。
和沙はすっとつまらなそうな表情に戻って、しばらく思案しているようだった。何を言うべきか、考えているのかもしれない。勇慈がその言葉を黙って待っていると、和沙はふいに口を開く。
「……後ろ、向け」
「え……」
「背中を向けて、両手を後ろに」
その要求を呑めばどうなるかぐらい、勇慈も判っていた。「和沙君」と名を呼んでも「早く」と促されるばかりで、勇慈は仕方なく従った。和沙に背を向け、両手を後ろに回す。何処に隠していたのやら、またガチャリと音がして手錠をかけられた。やはり今日も酷い目に合わされるのだ、と理解して、勇慈は眼を閉じ、ため息を吐いた。覚悟を決めなければならない。
「座れ」
素直にその場に座れば、「そこじゃない」と言われた。和沙を見ると、例の柱を指差している。つまり、またあそこに拘束されるのだ。怖かったが、のろのろと移動する。和沙はまた何処からかロープを引っ張り出していて、勇慈を座った状態で柱に縛り付ける。
「……和沙君……」
不安を押し殺せず、名を呼ぶと、和沙は僅かに笑んで、勇慈の髪を撫でた。
「優しくしてたら、つけあがりそうだから」
そして和沙は勇慈の髪をぐいと引き上げる。痛みが走って、勇慈は思わず顔を顰めた。
「今日は、鳴かせてやる」
「……っ、ひっ、ひぁ、いっ、や、あ!」
「ネットって便利だよな、先生。色んな物が売っててさ。確かに教育には悪いかもしれないよ」
和沙はそう呟きながら、勇慈を見下ろしている。勇慈は聞こえているのかいないのか、悲鳴を上げ続けている。
勇慈の体内には小さなローターが埋め込まれ、振動を続けていた。その刺激もさるものながら、先ほどから勇慈の雄は和沙の足に苛まれている。靴下を履いたままの足で、ざりざりと擦られたり、やんわりと踏まれたりするたびに、勇慈は身を震わせて鳴く。
「ひぃ、ぃっ、いや、いやだ、や、やめ、ふ、踏むな…っひぃいい!」
ぐり、と強く踏まれて、痛みに悲鳴を上げる。和沙はそんな勇慈を見て、笑みを浮かべている。
「言ったろ? 鳴かせてやるって。ほら、ちゃんと鳴けよ」
「いっ、た……っ!」
痛みのあまり、涙が滲む。和沙は強く踏んだり、やんわりと擦ったりを繰り返し、そのせいで勇慈の雄は反応を示し始めていた。その事も勇慈を苦しめる。
「痛がってるわりには、固くなってるよな。先生、もしかしてマゾなの? 変態って奴なの?」
「……っ、ち、ちが――っ、ひ、ひぃっ……!」
カチカチと音がして、ローターの振動が強くなる。くいくいと先端を弄られて、勇慈は頭を振った。もう許してくれ、と思わず懇願すると、和沙は「へぇ」としゃがみ、顔を覗き込む。
「許してほしいのか? なら、もう二度とまとわりつかないって約束しろよ。そしたら、こんな事も一切止めてやるから」
「――っ」
ふるふる、と首を横に振る。和沙はため息を吐き、「じゃあ、ダメだな」と呟いて、勇慈の胸の飾りに触れた。色素の薄いそれをぎゅうと強く摘まむと、勇慈は身を縮めて泣く。
「ぃ、いっ、ひっ……!」
「ほら、もう約束しちまえって。楽になれるんだ。判るだろ? こんな酷い事されてまで、俺に関わったってしょうがないだろ?」
勇慈は涙で潤んだ視界で、虚ろに和沙を見る。和沙は笑みを浮かべて、「ほら」と促した。自分はなんでこんな苦しい思いをしているんだろうか、と勇慈は判らなくなりそうだった。それでもただ、その意味も判らないまま、首を横に振る。それに和沙は顔を顰めて、勇慈の髪を引き掴んだ。
「何でだよ。こんな事されてまで、何で……」
痛みに眉を寄せながらも、勇慈は答える。
「お、俺は、本気、だからっ、……和沙君の事、本当に考えたいから……っ」
だから、だから。上手く言葉を作れないけれど、必死に伝えようとする。和沙は何故か小さく舌打ちをして、勇慈を柱に縛り付けていたロープを解き始める。
「か、和沙く……っ!」
解けた途端、和沙は勇慈を床に引き倒し、うつ伏せにする。後ろ手に縛られているから、勇慈は上手くバランスが取れない。が、和沙は無理やり勇慈の腰を高く上げさせた。
「やっぱり、あんたの事、嫌いだ」
そう呟きながら、和沙は自らの雄を取り出す。熱い物を宛がわれて、勇慈はひっ、と息を呑んだ。体内に、まだローターが入っている。
「ひっ、いや、いやぁ、取って、取ってよ和沙く……ひっ、ひあ、ぁ、あ!」
ぐいぐいと侵入してきた和沙に、勇慈は身を捩って抵抗をする。しかし、縛られた体ではろくに身動きも出来ず、散々もてあそばれた雄をぬると指で撫でられると、腰から力が抜け、更なる侵入を許してしまう。
「いや、やっ、あ、お、奥、奥に……っか、和、沙、…………く、ひぃ、っ、いやぁあ!」
ぐり、と中を抉られ、最奥をローターに苛まれて、勇慈は悲鳴を上げて泣きじゃくった。
眼を覚ますと、手錠は取られていた。服は畳んで置いて有る。裸の体にはタオルケットがかけてあって、それで勇慈は僅かに希望を取り戻す。
本当に嫌いで、何も思っていないなら、こんな優しさは無いはずだ。
勇慈はそう考えながら、のろのろと起き上がり、服を着る。腰が痛む。また明日には全身の筋肉痛に苦しまされるだろうな、と考えながら、客間を出た。
廊下を見ても和沙は居ない。ただ、奥の部屋から明かりが漏れていた。そろりと向かって、ドアを開けると、そこはキッチンのようで、和沙がやかんで湯を沸かしているのが見えた。テーブルの上には、カップ麺が一つ。
「……和沙君……?」
声をかけると、和沙はややして振り返る。「まだ居たのか」と呟いて、またやかんに眼を向けた。
「さっさと帰れよ。その代わり、来週も来い。これ以上、俺に付きまとわないなら、来なくてもいいけどな」
「……」
和沙の声音に、優しさなどは含まれていない。けれど勇慈は確信しつつある。和沙は自分を嫌いなわけではない、と。そもそも嫌われていると疑った事も無い。和沙には事情が有って、こうしているのだ。酷い事をして、自分から遠ざけようとしているのだと。けれど、そう考えていても、これ以上どうしていいか判らない。せめて和沙が信じるまで、彼の言いなりになるしかないのだ。
しばらく言うべき事を考えて、答えの出せなかった勇慈は諦めて帰ろうかとも思った。だがふと、テーブルの上のカップ麺の事を思い出す。一つだけのインスタント麺。時計を見ると、夕飯時だ。少し考えて、おずおずと切り出す。
「……和沙君、それ、もしかしてお夕飯?」
「あんたには関係無いだろ」
しかし和沙はやかんで湯しか沸かしていない。夕食がそのカップ麺一つだろう事は間違いなかった。
「ダメだよ和沙君、そんな食事じゃあ。お父さんは作ってくれないのか?」
「……出張で居ないし」
「居ないって……とにかく、こんな夕食じゃあ身体を壊すよ。待ってな、何か作ってやるから……」
「お、おい、待てよ、何勝手に人の家で……!」
キッチンに入り、冷蔵庫を開ける。幸い野菜類と肉が入っていた。日付は真新しいから、買って来たものの使い方が判らない、といった風だ。よしよし、と呟きながらまな板を用意していると、和沙がつっかかってきた。
「勝手な事するな!」
「いいから、和沙君は待ってなさい」
強く言い捨てると、何故か和沙は口ごもって、そして大人しく引き下がった。少々怪訝に思ったが、気にせず包丁を探し、野菜を切る。腰やら腕やらが痛んだが、気にせず料理に専念した。
フライパンに油を引いて、玉ねぎを放り込む。菜箸で器用に炒めていると、後ろから声がかかった。
「あんた、頭おかしいのか?」
「酷い事言うなよ」
振り返らずに言い、肉をフライパンに放り込む。じゅうじゅうと良い音がした。
「だってあんな事した後で、酷い目にあわせて来た相手に、飯作るってどういう神経してんの。本当にマゾなの」
「若いって事は、善悪の区別とか、境界線とか判らないって事だからさ。和沙君が酷い事をしても、それは判り合うための儀式みたいなものだし……それに、中学校の先生なんて大変だって言うし、これぐらいで逃げちゃいけないと思うからさ」
ほら中学生って微妙な時期だろ? 教師に対する嫌がらせもどぎついのが多いんだって。
そう言いながら、チンゲン菜やキャベツを押し込む。フライパンがいっぱいになったが、そのうち熱でいい具合になるだろう。
「……普通、中学教師だって生徒に尻犯されたりしないだろ……」
和沙が呆れたような声を出す。それには勇慈も苦笑して「そうだな」と頷く。
「でも陰湿な嫌がらせより、こっちの方が良いと思う。だって言葉は交わせてるしね。きっと人って、喋らないから判り合えないんだよ。もっともっと、お互いに話せばいいのにさ、言わないからぎくしゃくしたり、いじめが起きたりするんだ。だから和沙君とこうして話せるなら、それは良い事なんだ」
「……そう、かもな……」
和沙は極小さい声で呟いた。それは炒め物をしている勇慈には届かなかった。仕上げに塩コショウで味をつけて、勇慈は火を止める。手頃な皿に移して、和沙の前に持って行った。
「はい、野菜炒め。簡単な物で申し訳ないけど……良かったら食べてくれよ。俺、本当に君の事が心配なんだから。インスタントばっかりじゃ、身体に悪いし。もちろん、嫌なら無理にとは言わないけど……一口だけでも、ね?」
和沙はしばらく何も言わず、動きもしなかったが、やがて「帰れ」と呟いた。勇慈も仕方なく頷いて、キッチンを後にする。廊下に出て、それからしばらくしてそろりとキッチンを覗いた。後ろ姿しか見えなかったが、和沙が黙々と野菜炒めを食べているのが判った。勇慈は思わずにんまりと笑みを浮かべて、そして和沙の家を後にした。
やっぱりそうだ。和沙君は、ちょっと素直じゃないだけなんだ。
+++
勇慈さんは基本的な事を勘違いしたまま話をどんどん進めていくタイプなので
本気で教師ってやっぱりこういう事も有るし大変なんだなあとか思ってる
でも優等生だったので頭は悪くない ド天然というか、頭がお天気というか
どうしようもなくポジティブというか 救い難いポジティブ
故にいらん不幸に巻き込まれていくがそれを不幸と感じない不幸というか
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浦崎谺叉琉と美流=イワフジがてんやわんや。
二人とも変態。永遠の中二病。
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