なんだかよく判らないけどお昼ぐらいからずっと気持ち悪い……
なんやのん
なんだか勢いがついたので本日二回目の小ネタ
僕らが諦めと共に手に入れる幸せの一つのかたち の4
ちなみにファイル名はめんどくさくなったらしくて
「あきらめ4」です 微エロです
なんやのん
なんだか勢いがついたので本日二回目の小ネタ
僕らが諦めと共に手に入れる幸せの一つのかたち の4
ちなみにファイル名はめんどくさくなったらしくて
「あきらめ4」です 微エロです
しっかり身体を洗い合って。そして前戯を済ませたから。
元親は元就の身体を拭いて、そのまま二階の寝室まで抱いて上がった。元就は不安げに下を見ていたが、何事も無く寝室に到着する。
二階は下の奔放ぶりが嘘のように綺麗な廊下と、至って普通の部屋になっている。カラリと扉の一つを開くと、元就の部屋だ。床に敷きっぱなしの布団に元就を寝かせ、その上に乗る。そっと口付けると、元就も応えてくれた。脚を開かせ、間に身体を割り込ませると、「ほ、本当にするのか?」と元就は不安げな声を出す。
「ここまで来て、引けねえだろ」
「だが……」
「時間かけて解したから、大丈夫だ。痛いだけじゃなかったんだろ?」
そう言われて元就は眉を寄せる。恥ずかしがっているのだ。そんな余裕の無い元就を見るのが、元親は好きだ。もっと彼を暴きたい。もっと彼を知りたいと思う。元就は確かに取り繕わないが、それでも確かに、何かを隠し持っている。それを知りたい。
ずっとずっとそう思っていた。未だ、元親は彼の全てを知る事は出来ていないけれど。
「毛利……な。大丈夫だから。ほら、力抜いてろ」
そっと頭を撫で、極めて優しく身体を重ねた。元就は覚悟を決めるように溜息を吐いて、それからのろのろと元親の背に手を回した。こうして本当に身体を重ねるのは初めてだった。
+
元親が元就と初めて関係を持ったのは、中学一年生の時だった。
その頃には元就の方は既に15歳で、成長期に入ろうとしていた。しかし一向、彼が成長する気配が無いので、元親はそれをからかった。元就の方は大して気にしていなかったらしく、「図体ばかり大人になっても仕方が無いのだぞ」と笑った。
「なんだよ。まだ子供のくせに」
「そなたには言われたくないな」
「俺は……俺はまだ歳がよ。……でもお前はそれなりの歳じゃねえか。そろそろ成長しないとおかしいんだぜ」
「そう焦らずとも良い。季節がくれば、花も咲くし虫も死ぬ。こういう事は望んだからと言ってどうなるわけでもない」
あんまり元就が取り合わないので、元親は少し意地悪な気持ちになった。居間に転がって、天井を見上げていた元就に近付き、その身体に触れる。
「お前、知らないんじゃねえか? 大人って、……アレが違うらしいぜ」
「アレとは?」
「アレ、だよ」
元親が手を動かしてみせる。元就があんまり見当がついていない顔をするので、元親は笑った。
「もしかして、まだ知らないのか? まだ俺よりお子様なんじゃあねえの?」
そう言ってやると、ようやっと元就は何か勘付いたらしい。「馬鹿げた事を」と不愉快そうな顔をした。
「我とて、経験ぐらいは有る」
「本当かよ。見せてみろって。なあ。俺も見せるから」
「なんだそれは……学校で流行っているのか? 見せるような物ではないし、見たところで意味も無い。下らない事ばかり言うんじゃあない。……こ、こら! 止めろ! こら!」
元親は面倒になって、元就に馬乗りになった。彼が作務衣なんかを着ているものだから、脱がすのは実に簡単だった。元就は必死でずり下ろされるのを防ごうとしたが、体勢が悪かった。おまけにあまり肉を食べない元就は、腕力が無い。呆気無く元親は、元就の服を剥ぎ取ってしまった。
そこからの展開は、元親もよく覚えていない。ただ、初めて見た元就の焦る顔や、それに元就の秘められたものを見て、とてつもなくドキドキして、頭が熱くなって、気付いたら元就のそれを愛撫していたのだ。元就はあれほど嫌がっていた割に、口ばかりで拒んで、元親から逃げようとはしなかった。
+
「う、……ぁ、……あ、っ、あ……」
ぐい、とゆっくり身体を前後に動かすと、それに合わせて元就が呻いた。少々甲高い。それがあんまり愛らしくて、元親はその頬を撫でてやる。
「気持ちいいのか?」
「き、くなと、言うのに……っ」
「ああ、判った。気持ちいいんだな。出来るだけゆっくりしてやるから……」
初めて人を受け入れたそこは、熱く、強く締め付けてきて、元親は動く度に眉を寄せて耐えなくてはいけなかった。相手が元就だと思うだけで、胸が、頭が熱くなる。しばらく揺さぶっていると、耐えられなくなった。ぐいぐいと激しく動かしてやれば、元就は声を押さえきれず、高く鳴いた。
「毛利、毛利……っ」
名前を呼ぶと、元就が手を伸ばしてくる。それを背中に回させてやり、深く深く口付けた。愛しくて愛しくて、たまらなかった。
そんな愛しい存在を捨て、忘れて、元親は町に出たのだ。
+
光秀が危篤になったのは、元親が中学2年生の冬だった。
光秀は生まれつき病弱で。いつ死んでもおかしくないと言われていた。入院する度に覚悟するよう言われていたから、元親は正直、またかと思った。しかし今回は違う。いよいよまずいらしい。点滴を7つも繋がれて、やせ細った光秀はベッドに沈んでいた。
親族達は皆泣いていた。元親は覚悟というのを決め、そして彼は走った。元就の所へ。
元親は元就に、必死で言った。光秀は死ぬかもしれない。本当に危ない。だから最後に会わせてやりたい。せめて清潔そうな格好をしてくれ。家族がどんな顔をするか判らない。会わせてくれないかもしれない。お前は嫌われているから。
元親の説得に、元就は応じた。何処に隠してあったのやら、ジーンズとシャツを着て、上からダッフルコートを羽織った。元親は彼を連れて、病院に走った。
元就を見るなり、親族達は嫌な顔をした。何故連れて来たのか、と聞く大人達に、元親は「友達なんだ」と説明する。光秀の母親が叫んだ。
「アンタの所なんかに行ったから、光秀が! あの子は病弱なのよ、アンタとは違うの! 汚らわしい! アンタのせいだ! アンタの、アンタの……!」
元就はそれに対して、何も言わなかった。ただ深く頭を下げた。元親は困惑したが、彼と共に頭を下げた。どうか会わせてやってほしい。大切な友達だったんだ。……二人で頭を下げ続けた。
母親は頷かなかったが、父親の方が許してくれた。元親は元就を連れて、光秀の所へ。個室に入れられた光秀は、ぼうっと天井を見上げて、少し微笑んでいた。
「……明智。我だぞ。判るか?」
元就はアルコールで消毒した手で、光秀に触れた。光秀はのろりと彼を見て、そして眼を細める。もうりどの、と小さな声で呼んだ。
「見舞いに来たぞ、明智。……可哀想に。確かに我のせいかもしれぬ……そなたに我との時間は、無理が多かったのかもな……」
「いいえ……そんな事は……ありません。私は、……貴方と居て、とても……楽しかった。感謝しているんですよ。貴方は、私に、……色んな事を、教えてくれた……決して知りえなかった事を……ありがとう、ございます……」
「……明智」
元就はしばらく考えて、それから光秀の頬に、軽くキスをした。
「我がかの、……かの神の子なら。そなたの全てを癒せるだろうに。そなたがここで死ぬならそれは……それは定めだ。抗う事は出来ぬ。……だが、……だが我は悲しい。そなたと別れたくない。そなたは大切な、我の友人だ……」
もう一度、頬にキス。手と手を重ねて、互いに見つめ合って。
その時、元親は気付いた。
自分は元就にとって特別な存在ではない、と。
友達、なのだと。光秀と、同じなのだと。その時初めて気付いた。そして不謹慎な事に、その時元親ははっきりと、自分は失恋をしたのだと、感じた。
+++
何処で終わるべきか本気で悩んでる
自分の中では最終回は救いようのない死にネタなんだけど
救いようが無いからそこまでいかないほうが良い気がする
元親は元就の身体を拭いて、そのまま二階の寝室まで抱いて上がった。元就は不安げに下を見ていたが、何事も無く寝室に到着する。
二階は下の奔放ぶりが嘘のように綺麗な廊下と、至って普通の部屋になっている。カラリと扉の一つを開くと、元就の部屋だ。床に敷きっぱなしの布団に元就を寝かせ、その上に乗る。そっと口付けると、元就も応えてくれた。脚を開かせ、間に身体を割り込ませると、「ほ、本当にするのか?」と元就は不安げな声を出す。
「ここまで来て、引けねえだろ」
「だが……」
「時間かけて解したから、大丈夫だ。痛いだけじゃなかったんだろ?」
そう言われて元就は眉を寄せる。恥ずかしがっているのだ。そんな余裕の無い元就を見るのが、元親は好きだ。もっと彼を暴きたい。もっと彼を知りたいと思う。元就は確かに取り繕わないが、それでも確かに、何かを隠し持っている。それを知りたい。
ずっとずっとそう思っていた。未だ、元親は彼の全てを知る事は出来ていないけれど。
「毛利……な。大丈夫だから。ほら、力抜いてろ」
そっと頭を撫で、極めて優しく身体を重ねた。元就は覚悟を決めるように溜息を吐いて、それからのろのろと元親の背に手を回した。こうして本当に身体を重ねるのは初めてだった。
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元親が元就と初めて関係を持ったのは、中学一年生の時だった。
その頃には元就の方は既に15歳で、成長期に入ろうとしていた。しかし一向、彼が成長する気配が無いので、元親はそれをからかった。元就の方は大して気にしていなかったらしく、「図体ばかり大人になっても仕方が無いのだぞ」と笑った。
「なんだよ。まだ子供のくせに」
「そなたには言われたくないな」
「俺は……俺はまだ歳がよ。……でもお前はそれなりの歳じゃねえか。そろそろ成長しないとおかしいんだぜ」
「そう焦らずとも良い。季節がくれば、花も咲くし虫も死ぬ。こういう事は望んだからと言ってどうなるわけでもない」
あんまり元就が取り合わないので、元親は少し意地悪な気持ちになった。居間に転がって、天井を見上げていた元就に近付き、その身体に触れる。
「お前、知らないんじゃねえか? 大人って、……アレが違うらしいぜ」
「アレとは?」
「アレ、だよ」
元親が手を動かしてみせる。元就があんまり見当がついていない顔をするので、元親は笑った。
「もしかして、まだ知らないのか? まだ俺よりお子様なんじゃあねえの?」
そう言ってやると、ようやっと元就は何か勘付いたらしい。「馬鹿げた事を」と不愉快そうな顔をした。
「我とて、経験ぐらいは有る」
「本当かよ。見せてみろって。なあ。俺も見せるから」
「なんだそれは……学校で流行っているのか? 見せるような物ではないし、見たところで意味も無い。下らない事ばかり言うんじゃあない。……こ、こら! 止めろ! こら!」
元親は面倒になって、元就に馬乗りになった。彼が作務衣なんかを着ているものだから、脱がすのは実に簡単だった。元就は必死でずり下ろされるのを防ごうとしたが、体勢が悪かった。おまけにあまり肉を食べない元就は、腕力が無い。呆気無く元親は、元就の服を剥ぎ取ってしまった。
そこからの展開は、元親もよく覚えていない。ただ、初めて見た元就の焦る顔や、それに元就の秘められたものを見て、とてつもなくドキドキして、頭が熱くなって、気付いたら元就のそれを愛撫していたのだ。元就はあれほど嫌がっていた割に、口ばかりで拒んで、元親から逃げようとはしなかった。
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「う、……ぁ、……あ、っ、あ……」
ぐい、とゆっくり身体を前後に動かすと、それに合わせて元就が呻いた。少々甲高い。それがあんまり愛らしくて、元親はその頬を撫でてやる。
「気持ちいいのか?」
「き、くなと、言うのに……っ」
「ああ、判った。気持ちいいんだな。出来るだけゆっくりしてやるから……」
初めて人を受け入れたそこは、熱く、強く締め付けてきて、元親は動く度に眉を寄せて耐えなくてはいけなかった。相手が元就だと思うだけで、胸が、頭が熱くなる。しばらく揺さぶっていると、耐えられなくなった。ぐいぐいと激しく動かしてやれば、元就は声を押さえきれず、高く鳴いた。
「毛利、毛利……っ」
名前を呼ぶと、元就が手を伸ばしてくる。それを背中に回させてやり、深く深く口付けた。愛しくて愛しくて、たまらなかった。
そんな愛しい存在を捨て、忘れて、元親は町に出たのだ。
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光秀が危篤になったのは、元親が中学2年生の冬だった。
光秀は生まれつき病弱で。いつ死んでもおかしくないと言われていた。入院する度に覚悟するよう言われていたから、元親は正直、またかと思った。しかし今回は違う。いよいよまずいらしい。点滴を7つも繋がれて、やせ細った光秀はベッドに沈んでいた。
親族達は皆泣いていた。元親は覚悟というのを決め、そして彼は走った。元就の所へ。
元親は元就に、必死で言った。光秀は死ぬかもしれない。本当に危ない。だから最後に会わせてやりたい。せめて清潔そうな格好をしてくれ。家族がどんな顔をするか判らない。会わせてくれないかもしれない。お前は嫌われているから。
元親の説得に、元就は応じた。何処に隠してあったのやら、ジーンズとシャツを着て、上からダッフルコートを羽織った。元親は彼を連れて、病院に走った。
元就を見るなり、親族達は嫌な顔をした。何故連れて来たのか、と聞く大人達に、元親は「友達なんだ」と説明する。光秀の母親が叫んだ。
「アンタの所なんかに行ったから、光秀が! あの子は病弱なのよ、アンタとは違うの! 汚らわしい! アンタのせいだ! アンタの、アンタの……!」
元就はそれに対して、何も言わなかった。ただ深く頭を下げた。元親は困惑したが、彼と共に頭を下げた。どうか会わせてやってほしい。大切な友達だったんだ。……二人で頭を下げ続けた。
母親は頷かなかったが、父親の方が許してくれた。元親は元就を連れて、光秀の所へ。個室に入れられた光秀は、ぼうっと天井を見上げて、少し微笑んでいた。
「……明智。我だぞ。判るか?」
元就はアルコールで消毒した手で、光秀に触れた。光秀はのろりと彼を見て、そして眼を細める。もうりどの、と小さな声で呼んだ。
「見舞いに来たぞ、明智。……可哀想に。確かに我のせいかもしれぬ……そなたに我との時間は、無理が多かったのかもな……」
「いいえ……そんな事は……ありません。私は、……貴方と居て、とても……楽しかった。感謝しているんですよ。貴方は、私に、……色んな事を、教えてくれた……決して知りえなかった事を……ありがとう、ございます……」
「……明智」
元就はしばらく考えて、それから光秀の頬に、軽くキスをした。
「我がかの、……かの神の子なら。そなたの全てを癒せるだろうに。そなたがここで死ぬならそれは……それは定めだ。抗う事は出来ぬ。……だが、……だが我は悲しい。そなたと別れたくない。そなたは大切な、我の友人だ……」
もう一度、頬にキス。手と手を重ねて、互いに見つめ合って。
その時、元親は気付いた。
自分は元就にとって特別な存在ではない、と。
友達、なのだと。光秀と、同じなのだと。その時初めて気付いた。そして不謹慎な事に、その時元親ははっきりと、自分は失恋をしたのだと、感じた。
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