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めでぃのくの日記
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2025-01-19 (Sun)
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2009-12-18 (Fri)
 こっちでアホエロ書いて、あっちで凌辱エロ書いて
 しかもあっちは本当にどうしていいか判らない
 おまけに内容が完全にネタバレ
 でも今日いい夢みたからもうちょっと待ってみよう


 以下、性生活支援センター松永の2

 長曾我部元親とは、同級生だった仲である。

 小、中と同じ学校だった。話をした事も有るし、遊んだ事も有る。喧嘩をした事も、仲直りした事も。中学も後半になってくると、疎遠になった。元就は真面目に受験に取り組んで、元親はそうではなかったからだ。

 やがて元就は高校へ入学する。元親がどうなったのかは定かではなかった。しかし高校3年生になった時、元就は信じられない物を見た。新入生の中に、元親が居たのだ。

 地毛が白いという事で、酷く目立った。だからすぐに判る。彼がそのせいで苦労している事も知っていた。だから元就は出来る限り、彼と普通に、何事も気にせず接するようにしていた。

 その後元就は大学へ。のんびりと経済学を学ぶ傍ら、いくつかのサークルに細々と所属し、そして何人かの女性と付き合った。しかし前述したとおり、どれも上手くいかなかった。大学3年になった時、元親が同じ大学に入って来た。

 これは腐れ縁というやつなのだろうな、と元就は思っていた。大学でもそこそこ仲良くし、時折は二人でドライブなどに行ったりもした。しかし友人と言うには関係は希薄だったし、元就は元親の事を単なる顔見知りとして位置付けている。

 やがて元就はこの会社に就職した。まさかな、と思ってたら、本当に二年後、同じ会社に元親も入社して来た。呆れかえったが、もうどうでもいいと元就はその事について考える事を放棄していた。腐れ縁という物は、そういう物なのだ、と。





 その元親が、何故か部屋の中に居る。何かぼんやりとした顔をしていた。顔が少々赤い。酒にでも酔っているのか、風邪にでもかかったのか、とにかく頭が働いていないように見えた。

「どうして、ここに……?」

 ただでさえ掠れた声が、小さく尋ねるものだから、妙な感じだった。囁くような声だ。元就は少し考えてから、「そなたこそ」と切り返す。

「どうしてここに居るのだ」

「俺? 俺は……相談をしに、来たんだ……その……せ、………………セックスが、上手くなりたくて……」

 元親が少々恥ずかしげにそう言うのを聞いて、元就は色んな意味で衝撃を受けた。セックスが上手くなりたい、という理由である以上、眼の前の男は初体験を済ませているのだろう。いつも自分より下だった元親が、自分より先を行っている。元就は何とも言えない劣等感を覚えた。

 一方で元親は見た目はいいし、明るく交流も多いから、遊んでいるのだろうという推測はしていた。そんな軽そうな男が、真剣に悩んでこんな店に来ているという事もショックだった。セックスとはそんなにも大変な事なのだろうか、と。そしてもう一つ、何故か良く判らない理由で怒り、落胆していたが、その理由はさっぱり判らなかった。

「お、まえ、は……?」

 とろんとした目がこちらを見てくる。元親は左眼が不自由なので、白い髪を伸ばして隠していた。残った右の眼だけが、なんとも言えない色でこちらを見てくる。元就は「我は」とそれだけ答えてから、あれこれ考え、そして元親に背を向けた。

「か、勘違いするでないぞ。そなたはともかく、我が性生活で悩んだりなど、せぬ」

 元親に男として負けている、というような事実を悟られるわけにはいかなかった。元就は精一杯余裕を取り繕って、出来る限りハキハキと喋った。

「我はより豊かな性生活を求めてだな、いや無論、方法がどうとか上手下手がどうという問題ではなくて、つまり我は既に方法も、より良いやり方も身につけていてだな、その上で、豊かなそれを実現させようと……」

「……やり方……」

「そ、そう、豊かな方法だ。我は既に数人の女性と付き合っているし、その、あ、今も当然付き合っているわけで、そなたがどうかは知らぬが、しかし我はその相手とのより豊かな性生活を築く為に、こうして日夜取り組んでいるという訳よ。そなたと我とはちが――」

 精一杯膨らませた得意げな話を「そなたとは違うのだ」という風な感じに締めくくろうとしていた元就は、急に後ろから元親に抱きつかれて、その言葉を飲み込むしかなかった。振り返ろうとしたが、すぐ側に元親の顔が有って、慌てて前を向く。元親は両腕でしっかりと元就を抱きしめていて、逞しいそれはおまけに少々蠢いていた。

「………………ちょ、…………長曾我部……?」

 何故抱きつかれているのか判らず、おずおずと名を呼んでみる。元親は元就の肩に顔を埋めていた。ふいに触れた手が妙に熱く、「そなた、熱でも有るのか?」と問うたが、答えは無い。心なしか、呼吸も荒かった。

「体調が悪いなら、そうだそこにベッドも有るし、横になっていた方が……」

「……さない」

「……は?」

 何か呟いたが、聞き取れなかった。元就は聞き返そうと振り返るが、彼の髪ぐらいしか見えなかった。

「……お前は俺のもんだ……」

「……は……?」

「誰にも渡さない、許さない……」

「………………」

 元就はややして、元親が何を言っているのか理解して、そして青ざめた。これは、これは何故か良く判らないが、しかし極めてまずい展開だ、と。

「ちょ、長曾我部、何か誤解をしておるようだが、我はそもそも、そなたのものではないし……」

「お前は俺のもんだ……!」

「ちょ、ちょうそか……っ!」

 突然元親が元就を無理やり抱きあげ、ベッドに押し倒す。心の中で「ひぃいいいいい!」と悲鳴をあげながらも、実際口にするのはプライドが許さず、「落ち着け、落ち着け長曾我部!」と叫んだが、元親は落ち着くどころか、

「んんんっ! んーっ!」

 元就の頭を掴むと、それはもう荒々しい口付けをしてきた。抵抗しようと手を伸ばしたが、元親の腕の力は半端ではなく、もはやライオンに踏みつけられたウサギの如く、手足をばたつかせるばかりでそれ以上の何事も出来なかった。しかも元親は貪るように深いキスを続けていて、元就は呼吸が上手く出来ず、頭がぼうっとしてきた。心なしか、顔が熱くなってくる。キスしたのが原因で、元親の熱が移ったかのようだった。

「……っ、はっ! や、やめろ、やめろ落ち着け我の話をんむむーっ!」

 唇が離れた瞬間に、なんとか元親を説得しようとするが、続けて二回目のキスが始まってしまう。しかも悪い事には、元親の手が元就の身体を撫で始めていた。ただ事ではない。男が男の身体をまさぐる時、それは変態が性的嗜好に導かれている時か、あるいはいじめっ子がいじめられっ子を弄ぼうとしている時だ。そもそもいじめっ子は苛められっ子にキスをしたりはしないので、元就の頭の中で自動的に元親は前者の理由でこのような行為に及んでいると解釈された。

 つまり、元親は変態で、しかもその気なのである。

 元就は真っ青になった、つもりだった。しかし息苦しさのせいか、顔も身体もどんどん熱を帯びて、何故だかじっとしていられない。まさか、まさかそんなはずはない気のせいだ気のせいに決まっていると、言い聞かせながら、じたばたと暴れ続けた。

「っ、は、ちょ、ちょうそかべ、お、落ち着け、話せば判る、判るから、ん、んーっ!」

 ようやっと離れた隙に、なんとか逃げ出そうとしたが、ベッドに引き戻され、あろう事か股の間に脚の侵入を許してしまった。再びキスをされ、しかも舌が口内に侵入し、内部を冒してくる。元就はまた「ひぃいいいい!」と悲鳴を上げそうになっていたが、なんとかこらえた、というより、口を塞がれていて悲鳴も上げられるわけがなかった。

 いっそ噛みついてやろうかと思ったが、元就も元親の事が憎いわけではない。古い知り合いだ。だからこんな事になったのも事情が有って、きっと話し合いで解決されるに違いないとそう信じていた。というより信じたかったか、あるいはそれ以上考えたくなかった。変態がその性的嗜好に基づいて行動しているという事を考えれば、おのずとこの後自分がどうされるか判るはずだが、それを判りたくはなかったのだ。

 元就が何も考えずに居る間に、元親は元就の股をぐりぐりと太股で押しつけてくる。ここに至って元就は元親が変態であると確信しきったが、しかしだからといってどうする事も出来なかった。悪い事には刺激を受けたせいか、自分のほうも身体が熱くなってきていた。元就はなんとかして元親の手を逃れて、トイレに逃げ込む方法を考えていたが、しかしどうにもなりそうになかった。

 獣に襲われているような、乱暴なキスと愛撫の連続だった。しかし元親はそれ以上進まず、ただただキスをして身体をまさぐるだけだった。それが良い事なのか悪い事なのか、元就にはさっぱり判らなくなっていた。身体が熱くてたまらないのに、それ以上が無いというのはハッキリ言って拷問だ。恥を忍んで自らのそれに手を伸ばしたが、その手はあっという間に元親に掴まれて、自慰行為に逃げる事も出来そうになかった。

 我は、我はどうなるのだろう。元就は不安で泣きそうになった。変態のタイプにもいくつか有って、例えば大学で先輩だった変態は心底猟奇趣味でグロ画像を見ては喜んでいたし、大学で同期だった変態は自分より立派な巨漢を鎖に繋いでムチでしばく事に夢中だったし、サークルの知り合いははっきり言ってホモのストーカーだった。思えば知り合いが変態ばかりだ。元就はますます泣きたくなった。元親がどのタイプの変態なのか定かではないが、ロクな事にはならないだろうと確信していた。

 誰か、誰か助けてくれ、と心の中で叫んでいると、部屋にもう一人の人物が入って来た。久秀だ。天の助けとばかり、元就は「んー、んー!」とキスされながら叫んだが、久秀は二人の姿を見ると「感心感心」と頷くばかりだった。

「もう始めているとはね。いや、堪え性の無い事だ。毛利、と言ったかな。卿の検査を始めるから、リラックスするといい」

 何を言っとるのだ貴様、見て状況が判らんのか、早くこのけだものを引きはがせ!

 元就は心底怒っていたが、元親は止める気配が無い。そうこうするうちに、久秀は戸棚から何故か鎖や皮のベルトやその他もろもろの、明らかにいかがわしいものばかりを取り出し、ことことと作業台に置いている。元就は流石にそれで何か悟った。じたばたといっそう暴れたつもりだったが、どういう事か力が入らない。元親に押さえつけられているのも有るが、それ以上に、何故か、身体に力が入らず、頭がぼうっとしてくる。

「あぁ、心配しなくていい。暴れなければ痛くないし、抵抗しなければそれほど痛くない。もし痛かったら右手を上げて痛いですと言えば、うん、止めないが、少し待とう」

 それでは自己申告する意味が無いではないか。心の中でつっこんだが、久秀はかまわず側まで作業台を運び、何やら間仕切りの向こうからガラガラと音を立てて何か引きずって来た。それを何とか眼だけで見て、元就は肝が冷えた。

 天井に、何故か滑車と鎖が繋いであった。一目で元就はこれから自分がどうなるか、大体の予想がついて、ここに来た事を心の底から後悔した。

 そういう装置を見た事が有るからだ。大学の同期の変態が、SMホテルなどに行った時の写真を嬉々として見せて来た事が有る。「ほら、これに革ベルトや鎖を接続してね、縛りあげるんだよ、元就君。そうしたらすごく喜ぶんだ」と主語を抜いて説明していた。それが眼の前に有る。そして自分は自由が利かない。もう、どうなるかぐらい、想像はついた。

 兄上、兄上助けて下さい! 兄上!

 3年前にラッパーになると言ってジャマイカに行ってしまった兄に助けを求めたが、所詮何の役にも立たなかった。


 +++

 現在の名前有り登場人物
 毛利、長曾我部、松永、風魔

 現在までに登場したサブキャラ
 KG、佐助、幸村、秀吉、明智、半兵衛、石田
 
 つまり元就の中で変態=白髪の確率が今のところ100%

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