松永氏の一人称が判らないから、とりあえず私にしていますが
確認するしかないのだろうか……PS2がギリギリだよ!
ウォーシップガンナー2 お父さんがやってんだけど
ガガガガガガガゴゴゴゴゴゴギギギギギギってPS2が
空飛びそうな音出しながら音飛びしまくりだよ!
でも5分だけやってみたけど、ウォーシップガンナー2面白い。
都市攻撃が(鬼)
松永氏のセリフはすごいなぁと思う。
カプンコさん次のバサラ出すんだったら
ストーリー章選択できるようにして下さい。
なんだか最初からやってると本来の目的を忘れるんです。
あれ、専用アイテム取りに来たのに何故EDが流れる……的な。
以下、かけつき。次で終わるか、終わらないか……。
確認するしかないのだろうか……PS2がギリギリだよ!
ウォーシップガンナー2 お父さんがやってんだけど
ガガガガガガガゴゴゴゴゴゴギギギギギギってPS2が
空飛びそうな音出しながら音飛びしまくりだよ!
でも5分だけやってみたけど、ウォーシップガンナー2面白い。
都市攻撃が(鬼)
松永氏のセリフはすごいなぁと思う。
カプンコさん次のバサラ出すんだったら
ストーリー章選択できるようにして下さい。
なんだか最初からやってると本来の目的を忘れるんです。
あれ、専用アイテム取りに来たのに何故EDが流れる……的な。
以下、かけつき。次で終わるか、終わらないか……。
何が我を信じろ、だ! 何が我は嘘が下手だから、だ! あの大嘘吐きめ! 絶対信じてやらねえ! どうなってやがんだちくしょう。
元親は激しく怒っていた。あまりの怒りように、部下達も遠巻きに見守るばかりで、声もかけられない。
元親は怒っていたのだ。怒りの対象は、元親の目の前に有る部屋の中に居た。木戸まで閉めたその部屋には今、元就と、そしてその敵であるはずの久秀が入っている。
久秀は手勢を率いて門までやって来たのだが、毛利軍があまりに気を張っているので攻めるのが面倒になったとみえた。茶釜は見たいが、それ自体が罠だと久秀にも判っていたのだろう。両軍が睨みあっていると、久秀から話がしたい、と提案が出た。元親は久秀を討って、刀を取り返すつもりでいたから、元就があっさりと了承した事に驚き、そしてその後怒った。
しかも久秀と元就の会合の場に、元親は呼ばれなかった。元就曰く、話がややこしくなるから、だそうだ。それも元親は気に食わず、彼はひたすらに怒っていたが、次第に何に対して怒っているのか、自分でも判らなくなっていった。
一方、元就と久秀は、極々静かに部屋に入った。久秀は「夜分すまないね」と切り出し、元就は「いや貴様らを待っていたのだから構わぬ」とそっけなく返す。そのやり取りに久秀は思わず苦笑する。
「卿は妙な男だ。私にあの時の復讐をしようとでも思っていたのではないのかね?」
「あの時?」
「そら、卿に厳島の景色を堪能させただろう」
「は、堪能させてもらって復讐とは、道理に適わぬ事よ。あれはどうでもよい。我が気に入らぬのは、そなた如きに軽く国境を越えられた事ぞ。そなたが今ここに来ているだけで、我の目的は達されておる」
「なるほど。私が門を攻める事を止めたのが既に、卿を満足させたという事か。門一つがそれほど大事かね?」
「まさか。毛利が軽視されるのは構わぬが、それが事実であってはならぬだけの事。……何を笑う」
久秀が小さく笑い始めたので、元就は僅かに顔をしかめた。久秀は「いやすまない」と悪びれた様子も無く言って、元就を見る。
「卿は面白いな。……この数ヶ月で卿に何が有った? 愉快、愉快」
「……そなたが何を言わんとしているのか、判りかねる」
「そうかね? 卿はこのしばらくの間に何を得たのだ? 卿は変わった」
「変わった? 我がか」
「卿は今、求めている。私が卿に屈服する事を、だ。実に面白い。以前会った卿には、卿自身の欲望が見えなかったのに、今の卿ときたら……なぁ教えてくれ、卿に何が有ったのだ?」
「……」
元就はしばらく何も答えなかったが、やがて口を開く。
「そなたに、水攻めをされた」
「ふむ、それで?」
「色々な事を思い出した。それはそれは色々な事だ。良い事も、悪い事も、不要な事も、必要な事も。……我はそなたに感謝しておるのだ、松永」
「感謝。卿の口から聞けるとは。なんとも薄気味悪い言葉だ。このまま射殺されてしまいそうだね」
久秀が皮肉げに言ったが、元就は特に反論もせず、ただ静かに言った。
「帰れ、松永。此度は見逃す」
「それはこちらの言葉だよ、日輪の申し子殿。ここを落とすのは億劫だ、別の場所から挨拶に行くとしよう」
「その時は国を挙げて歓迎しよう」
だから、此度は早く、黙って帰れ。
元就がそう言うと、久秀は笑みを浮かべた。
「そうしよう。茶釜の代わりにはならないが、それなりに面白い物が見れたからね。いや、実に面白かった」
元親はこれ以上怒ったら本当に元就を殴ってしまうかもしれない、と思っていた。
だから、元就が部屋から出て来て、どうなったんだと尋ねた時、彼が、松永は帰ったとそっけなく告げてきた時、思わず元就を殴った。寸前に力を緩められたのは奇跡に近い。本気で殴っていたら、元就がどうなっていたか判らないが、少なくとも彼の頬を赤くさせる程度で済んだ。
それから元親は久秀を追って門を出た。松永の軍勢は既に引き払っており、元親はさらに気分が悪くなった。俺達も行きます、という部下達を睨みつけて制すと、元親は一人、久秀を追った。
しばらく山道を進むと、馬を休ませている久秀に出会った。岩に腰掛けてくつろいだ様子で、どうやら何かを待っていたらしい。それがまた元親の癪に障る。
「やあ、卿かね? 面倒事というのは」
久秀は元親の姿を見るなりそう言って笑った。元就が「面倒な事になるだろうから、さっさと帰れ」と軍勢を追い払った理由を、見たくなったとかそういう理由でここに留まったのだろう。元親はいよいよ我慢ならなくなって、碇槍を久秀に突きつける。
「なんだね、随分と乱暴だな」
「てめぇに返して貰いたいもんがある」
「ほう? 不思議な事だ。卿とは初対面のはずだが、私は何か卿から奪ってしまったかね? それは申し訳無い事だ。いやはや不思議な事もあるものだな」
久秀は碇槍を突きつけられても、飄々とした態度で元親に接する。元親は久秀を睨みつけて、低い声で言う。
「てめぇが奥州でかっぱらった竜の爪だ。あれを俺に返せ」
「卿に? ふむ、理解しかねるな。あの爪は独眼竜の爪であって、卿の物では……あぁこういう事かね? 俗世の言葉で言うなら、あぁなんといったかな、そう、横取りという奴かね」
「ふざけた事言ってると殺すぞ! ……いいからあれを返せ。あれは伊達のもんだ」
「……ふむ」
久秀は興味深そうに元親の足の先から髪の先まで眺めて、そして小さく笑った。
「卿が何をしたいのか判りかねるが、いや、違うな、卿は恐れているのかね? まぁどうでもいい事だ。どうも卿には興味を持てないな、似た者同士だからか?」
「……誰が、何を、恐れてるって、誰が似た者同士だって?」
元親は元就と同じ言葉を久秀が出した事に、少し驚いて尋ねる。久秀は元親を指差してつまらなそうに答えた。
「卿と私だよ。欲しい物は奪う。相手の都合など知らない。欲しい物はどんな手を使ってでも手に入れる。恨まれようと憎まれようと知った事ではない、風の吹くまま気の向くままに、奪い、殺し、傷付け、慰め、抱き、捨て、そして何者も愛さず、何者にも愛されない。卿と私は良く似ている」
「お、……俺は、そんな人間じゃあ、」
「なら卿はその槍を振り回して今まで何をして来たのかね? 告白するが良い、他人の領土に勝手に踏み込み、己のしたいままに奪い愛しそして捨ててきたのだろう? 海賊の誇らしい生き方ではないかね」
「違う! 俺は!」
「卿はとんだ偽善者だな」
久秀は嘲るように笑って、そして言った。
「卿と私は何も変わらない。卿はただの暴漢だ。私から竜の爪を取り戻して、そしてどうするつもりなのだね? 自らの強さを竜の前で誇るか? 竜が鬼に平伏するのを見たいか? 卿がどう考えどう答えようと、卿のしようとしている事はそういう事だ、そして卿は何かと理由をつけてその行動を美しく着飾っている強盗に過ぎぬよ、私よりもよほどおぞましい存在だな、卿は。私などとても及ばない悪党だ」
元親は激しく怒っていた。あまりの怒りように、部下達も遠巻きに見守るばかりで、声もかけられない。
元親は怒っていたのだ。怒りの対象は、元親の目の前に有る部屋の中に居た。木戸まで閉めたその部屋には今、元就と、そしてその敵であるはずの久秀が入っている。
久秀は手勢を率いて門までやって来たのだが、毛利軍があまりに気を張っているので攻めるのが面倒になったとみえた。茶釜は見たいが、それ自体が罠だと久秀にも判っていたのだろう。両軍が睨みあっていると、久秀から話がしたい、と提案が出た。元親は久秀を討って、刀を取り返すつもりでいたから、元就があっさりと了承した事に驚き、そしてその後怒った。
しかも久秀と元就の会合の場に、元親は呼ばれなかった。元就曰く、話がややこしくなるから、だそうだ。それも元親は気に食わず、彼はひたすらに怒っていたが、次第に何に対して怒っているのか、自分でも判らなくなっていった。
一方、元就と久秀は、極々静かに部屋に入った。久秀は「夜分すまないね」と切り出し、元就は「いや貴様らを待っていたのだから構わぬ」とそっけなく返す。そのやり取りに久秀は思わず苦笑する。
「卿は妙な男だ。私にあの時の復讐をしようとでも思っていたのではないのかね?」
「あの時?」
「そら、卿に厳島の景色を堪能させただろう」
「は、堪能させてもらって復讐とは、道理に適わぬ事よ。あれはどうでもよい。我が気に入らぬのは、そなた如きに軽く国境を越えられた事ぞ。そなたが今ここに来ているだけで、我の目的は達されておる」
「なるほど。私が門を攻める事を止めたのが既に、卿を満足させたという事か。門一つがそれほど大事かね?」
「まさか。毛利が軽視されるのは構わぬが、それが事実であってはならぬだけの事。……何を笑う」
久秀が小さく笑い始めたので、元就は僅かに顔をしかめた。久秀は「いやすまない」と悪びれた様子も無く言って、元就を見る。
「卿は面白いな。……この数ヶ月で卿に何が有った? 愉快、愉快」
「……そなたが何を言わんとしているのか、判りかねる」
「そうかね? 卿はこのしばらくの間に何を得たのだ? 卿は変わった」
「変わった? 我がか」
「卿は今、求めている。私が卿に屈服する事を、だ。実に面白い。以前会った卿には、卿自身の欲望が見えなかったのに、今の卿ときたら……なぁ教えてくれ、卿に何が有ったのだ?」
「……」
元就はしばらく何も答えなかったが、やがて口を開く。
「そなたに、水攻めをされた」
「ふむ、それで?」
「色々な事を思い出した。それはそれは色々な事だ。良い事も、悪い事も、不要な事も、必要な事も。……我はそなたに感謝しておるのだ、松永」
「感謝。卿の口から聞けるとは。なんとも薄気味悪い言葉だ。このまま射殺されてしまいそうだね」
久秀が皮肉げに言ったが、元就は特に反論もせず、ただ静かに言った。
「帰れ、松永。此度は見逃す」
「それはこちらの言葉だよ、日輪の申し子殿。ここを落とすのは億劫だ、別の場所から挨拶に行くとしよう」
「その時は国を挙げて歓迎しよう」
だから、此度は早く、黙って帰れ。
元就がそう言うと、久秀は笑みを浮かべた。
「そうしよう。茶釜の代わりにはならないが、それなりに面白い物が見れたからね。いや、実に面白かった」
元親はこれ以上怒ったら本当に元就を殴ってしまうかもしれない、と思っていた。
だから、元就が部屋から出て来て、どうなったんだと尋ねた時、彼が、松永は帰ったとそっけなく告げてきた時、思わず元就を殴った。寸前に力を緩められたのは奇跡に近い。本気で殴っていたら、元就がどうなっていたか判らないが、少なくとも彼の頬を赤くさせる程度で済んだ。
それから元親は久秀を追って門を出た。松永の軍勢は既に引き払っており、元親はさらに気分が悪くなった。俺達も行きます、という部下達を睨みつけて制すと、元親は一人、久秀を追った。
しばらく山道を進むと、馬を休ませている久秀に出会った。岩に腰掛けてくつろいだ様子で、どうやら何かを待っていたらしい。それがまた元親の癪に障る。
「やあ、卿かね? 面倒事というのは」
久秀は元親の姿を見るなりそう言って笑った。元就が「面倒な事になるだろうから、さっさと帰れ」と軍勢を追い払った理由を、見たくなったとかそういう理由でここに留まったのだろう。元親はいよいよ我慢ならなくなって、碇槍を久秀に突きつける。
「なんだね、随分と乱暴だな」
「てめぇに返して貰いたいもんがある」
「ほう? 不思議な事だ。卿とは初対面のはずだが、私は何か卿から奪ってしまったかね? それは申し訳無い事だ。いやはや不思議な事もあるものだな」
久秀は碇槍を突きつけられても、飄々とした態度で元親に接する。元親は久秀を睨みつけて、低い声で言う。
「てめぇが奥州でかっぱらった竜の爪だ。あれを俺に返せ」
「卿に? ふむ、理解しかねるな。あの爪は独眼竜の爪であって、卿の物では……あぁこういう事かね? 俗世の言葉で言うなら、あぁなんといったかな、そう、横取りという奴かね」
「ふざけた事言ってると殺すぞ! ……いいからあれを返せ。あれは伊達のもんだ」
「……ふむ」
久秀は興味深そうに元親の足の先から髪の先まで眺めて、そして小さく笑った。
「卿が何をしたいのか判りかねるが、いや、違うな、卿は恐れているのかね? まぁどうでもいい事だ。どうも卿には興味を持てないな、似た者同士だからか?」
「……誰が、何を、恐れてるって、誰が似た者同士だって?」
元親は元就と同じ言葉を久秀が出した事に、少し驚いて尋ねる。久秀は元親を指差してつまらなそうに答えた。
「卿と私だよ。欲しい物は奪う。相手の都合など知らない。欲しい物はどんな手を使ってでも手に入れる。恨まれようと憎まれようと知った事ではない、風の吹くまま気の向くままに、奪い、殺し、傷付け、慰め、抱き、捨て、そして何者も愛さず、何者にも愛されない。卿と私は良く似ている」
「お、……俺は、そんな人間じゃあ、」
「なら卿はその槍を振り回して今まで何をして来たのかね? 告白するが良い、他人の領土に勝手に踏み込み、己のしたいままに奪い愛しそして捨ててきたのだろう? 海賊の誇らしい生き方ではないかね」
「違う! 俺は!」
「卿はとんだ偽善者だな」
久秀は嘲るように笑って、そして言った。
「卿と私は何も変わらない。卿はただの暴漢だ。私から竜の爪を取り戻して、そしてどうするつもりなのだね? 自らの強さを竜の前で誇るか? 竜が鬼に平伏するのを見たいか? 卿がどう考えどう答えようと、卿のしようとしている事はそういう事だ、そして卿は何かと理由をつけてその行動を美しく着飾っている強盗に過ぎぬよ、私よりもよほどおぞましい存在だな、卿は。私などとても及ばない悪党だ」
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