〔美流〕うわー

　めちゃめちゃ恐い夢見て飛び起きた。
　ちっともＢＡＳＡＲＡじゃないけど一応メモを。
　使えねえよこんなグロネタ。

　ある日主人公（中学生か高校生）はどうやら鏡を通って、
　別の世界に行ってしまったらしい。

　そこはいつもと殆ど変わらないんだけど、５時から日没までの時間、
　サイヒルみたいにバッとじゃなくて、徐々に風景が変化して
　異常な世界になっていくのね。壁とかがゾワッと脱色したりする。
　そして日没までに自宅に帰れないと、異世界の妄執が放たれるの。

　主人公も、その他、こっちに来た子達も、初日は恐いから
　５時になったらすぐ帰ったのね。家に入ったら変化も止まるの。
　外出しようとしても鍵が開かないから、窓を開けたら
　やっぱり変化してて慌てて閉じたりするのね。
　
　でも二日目になると、主人公達も「日没までに家に帰ればいいんだ」
　って思うのね。
　なぜかというと、５時になると忽然と世界から命が消える。
　お店に入り放題、盗み放題になるし、どうやら前日の事は
　世界に記録されないみたいなので。
　仲間６人で盗んだ車で飛ばして、銀行に行って、ガッサガサ盗むの。
　さぁ帰ろう！　って銀行を出たら、車が無い。
　銀行から家まで帰ろうと思ったら、
　全力で走っても日没までに間に合うか間に合わないか。
　ここでネックになるのが、だれぞの小学生の弟もついてきてた事。
　足が遅いのですね。
　皆で一生懸命走るけど、どんどん日は傾いて、風景は変わって行く。
　しまいにはお金なんて放り捨てて、走ったの。
　でも風景が変わりすぎて、どれが自分の家かも判らなくなって。
　で、一匹目の妄執が放たれるのですね。

　潔癖症の父親の妄執。
　自分の子供の服を剥いで、洗濯して、洗濯して、洗濯して、
　あぁでも子供が汚い！　なんて汚いんだろう！
　体のそこらじゅうから液体は出るし、体臭もある！　汚い！
　彼は子供を洗濯したかった、中まで洗濯したかった、
　そうすれば子供を愛せる、綺麗な子供を愛してあげる、
　お腹を裂いて中まで丁寧に開いて、洗濯機に入るように折り曲げて、
　きれいにして愛したかった。愛したかっただけだった。

　妄執が解放されるまで世界の時は止まったまま、
　妄執は彼らの一人、一番小さな子供を狙って追いかけてくる。
　皆一生懸命彼を連れて逃げたの。
　でも皆ちっぽけな男達だったの。
　刺身包丁突きつけられて、私の息子を返せって、言われたら、
　彼らは恐くて何も出来なかった。
　子供はもうズタズタにされた。ずっと叫んでる。
　それを彼らはただただ「やめてください」って言いながら、
　何もしないで見ているの。
　一人なんて、弟がそうされているというのに
　「あぁ、あ、あ……」って顔を手で覆うしかないの。
　
　弟は洗濯機に入るサイズになっても、手を伸ばして、兄ちゃんって
　お兄さんを見てるの。
　男は弟を洗濯機に入れて、ふたを閉めて、スイッチを入れるの。
　そしたら洗濯機のコンセントが刺さってなかったものだから、
　男は怒って洗濯機を窓から放り捨てて、彼らに襲い掛かるのね。
　彼を静めるためには無事弟を洗濯させないといけない。



　なんだよこの夢。
　恐ぇーーーよ。社会風刺とか微妙に入っててこえーーーよ。
　飛び起きたよ。
　恐がりの人が言う恐い夢なので、本当に恐い夢なのかは微妙ですが。
　ちなみに父親の妄執は、秀吉みたいなムチャなガタイで、
　アマテラスみたいにモアモア何か出てました。
　勝てる気がしねえ。