〔美流〕はねむーん

　昨日、吉本ばななの「ハネムーン」を読み終わったんだけど、
　今まで読んだ作品で一番暗かったような気がする……ビックリするぐらい暗かった。
　ばななさんの話って、なんか植物的な展開で面白いなぁって思う。
　日常のどうでもいい事が、美しく描かれるし、登場人物の癒されていく過程とか、その時間の長さが植物的。
　お話が終わった時点で解決していないところとか。
　もうどの話か忘れたけど、アル中と睡眠中毒の話が好きだったような気が。


　以下、全然関係無い、チカナリ妄想、二人ともニョタです。

　ナリ姉とチカ妹の義理の姉妹とか考えて、ウヒャーとか言ってた。
　１コ違いなんだけど、親の再婚で姉妹になっちゃったナリとチカ。
　チカがナリの事「あねきー」って呼んでたりして。チカはバイク乗り回してたりして。
　ナリは勉強ばっかしてっから、チカが心配だし、心配されるの初めてだから、チカはちょっと嬉しかったり。
　ナリ姉は全くのウブで、男と話した事もそんなに無いんだけど、チカは結構遊んでて、
　遊んでる理由がちょっといつも通り暗いんだけどまぁ置いといて、
「あねき、気持ちいい事しらねぇから、そんなにカリカリしちまうんだよ」
　とかって、ナリ姉の事可愛がってればいいよ、とか。
　ナリもチカの事を気に入ってるから、なんだかんだで仲良し姉妹になってりゃいいな、とか。
「いつかあねきに、かわいくねーガキが出来て、つまんねーぐらい優しいダンナが出来て、あねきが全然ガキをあやせなくて困ってるようなリビングに、俺も居れたら、死んでもいいぐらい幸せだなー」とか。
　ナリの胸はちっちゃいけど形は良くてでもコンプレックスで
　チカの胸は大きいけど、本人が特に気にしてない。有ればいい、みたいな。


　ナリ姉がチカのせいで襲われてまわされて、妊娠しちゃえばいいよとか（だんだん悲惨な方向に）
　ちなみに主犯格は例によって明智だといいよ、とか。
　その辺の暗さはフランスしょぼう的な暗さだといいよ、殆ど知らないけど。
　ダメだ、後半が暗くなるのはどうしても避けられない癖。
　前半が暗いほうがまだマシかもしれない。


　それでナリ姉とチカ妹のそれぞれのご両親を一瞬で考えた結果、

　慶次×ねね？　→　ナリ
　秀吉×はんべ　→　チカ

　つまり
　慶次×はんべ　→　チカナリ

　になった。ちょっと一瞬すぎた。