〔美流〕なんというか……

　めでぃあのくすの間で盛り上がっているにょたなり

　例の２８歳ナリのお話。
　ナリは２ＬＤＫの高級マンションに一人で住んでて
　いつか同居人が出来たら困るからって一部屋は空っぽにしてる
　一人上手になるついでに好奇心で色んな道具とかコスチューム
　とか買えるだけ買って、捨てるに捨てられないので
　専用のタンスとか箱とかが有って隠してる。
　ナリのお部屋に入った人はチカが始めて。
　前が痛かったので後ろが好きになったらしい。
　ナリは若手の社長さん？　か何か。
　職場では新卒で女子に人気があるチカをビシバシ指導してる
　けど家に帰ったらどんな時でも普通に接してるナリさん。
　ライバル会社に織田。営業の明智とはそれなりに仲がいい。
　豊臣は取引会社だけど竹中とは仲が悪い。
　仲良くなってしばらくして、
　ナリが冷蔵庫を整理して夕飯を探している時に、
　タンスの角に足ぶつけたチカが、なんだタンス半開きじゃねぇか
　って一度引っ張って戻してやろうとしたら中にとんでもない
　モノが山ほど入ってる。思わず手にとって確認していると
「昨日の寿司でよいかー？」とかナリが来る。
「「…………わ、……わーーーーーーーーー！！！！！！！」」
　お互いビックリしたけど、それはそれで楽しんじゃう。
「なんだこれ！」「そそそそれは、その、あの、ふ、服……」
「き、着たのか！？」「き、着てない！　い、一度しか！」
「……着たのか」「いや、その、そ、その……」
「……なー、着てみろよ」「こ、断る！」
「なんでだよ」「く、クリーニングに出せないから……」
「……」「……」「うりゃー！」「わーーーー！」
　そんなチカナリ。

　奥州産業の新社長政宗（♀）は弱小会社なんで仕方なく
　セクハラ受け放題の接待をして生き延びてた時期があって
　秘書小十郎がそのたびに怒ったり泣いたり忙しい。